スポーツマーケティングを研究するこのブログ。
スポーツブランドはそれぞれ興味深いコマーシャルを流しているがその映像が日本に流れてくることは少ない。
しかし、現代はインターネットの普及により、その素晴らしい動画を我々日本人もYoutubeを介して見ることができる素敵な時代だ。
恐らく、日本のブランドが独自のテレビCMで満足しているガラパゴス的に進化が止まっているのもこれが狭い島国の単一民族である影響だと感じる。
こういったテレビCM改め動画広告のクオリティは欧米諸国のそれに大きく出遅れている。
多様な価値観、人種に囲まれて、様々なマーケティング手法をトライアンドエラーしてきた彼らの歴史と経験に我々が追いつくためにはどうするべきか?
必死で彼らの素晴らしい作品を研究して努力するしかない。
日本以外でこれからマーケティングしていくことが必要になるボーダレスインターネット社会でこういった研究は必要不可欠だ。
ちょっとずつ更新していきたい。
今回は初回で私も初心者なので、検索して、ヒットする広告を片っ端から見ていき、感想を自分の今後のためも記載し、そのCMに関するコメント記事などをまとめていきたい。
Take It To The Next Level 2008年
マドンナの元旦那、シャーロック・ホームズやキング・アーサーの映画監督であるガイ・リッチーの作品。
ナイキかどうか見ていてよく分からないのがナイキのかっこいいところだと感じる。作品によるがもはやブランドロゴを押さずに新しいことに挑戦するスタンスに惚れる。
まさに映画のような躍動感と選手の成長、ストーリーを感じるCM。登場している選手も超一流ばかり。
本作品を最高の作品と推す記事も多い。
こちらの記事によると、2008年の作品だが、動画はマルチプラットフォーム対応。つまりテレビ、オンラインと作り方を変え、見ている人の共感を得るためにラテンアメリカから始まるverもあるらしい。すごい。
古いため、キャンペーン詳細までは見つけることができなかったがオンライン上でエリートトレーニングプログラムに登録しようというのが、本企画の最終地点。
流石としか言いようが無い予算もかかってる分作り込まれたキャンペーンである。ナイキのシューズ、ロゴが全然出てこないのが王者の戦略とも言える。
Equality 2017年
2017年にものすごくナイキが推していたコンセプト。
直訳すると「平等」という意味。
レブロンのシューズを見て私のように「なんだろうこれ。。。」となった人も多いはず。
そして、意味を知り、ナイキへの愛着が増えてしまう凄まじいプロモーション。
面白いサイトを見つけた。
この動画を作るのに関わった人たちの名前が並んでいる。
このエージェンシーのサイトを見ると、沢山の作品を作ってるようだが、その他のナイキ作品も扱ってるよう。
この作品も素晴らしい。涙が出そうになるほど引き込まれる。
地球の反対側から反対側まで撮っているようなスケールの大きな映像に対して、短い秒数で切る贅沢な編集。
何度も同じ役者や場面を移す日本のそれとは完全に異なる。
短い秒数でも人は飽きる。それは自分が大好きな尊敬するアーティストであっても同じなのに、全然興味も無く、知らない有名人の動画だとどうだろうか?
ならば、広い大衆向けに見せるのであれば、細かいカットで印象に残すほうが適切であろう。
それもダイナミックな大津波に乗るサーファーや、大規模ダイエットに成功してマラソン大会に参加するランナー、あり得ないほど長い手すりを下るスケーター、そして高校のときからKingとして全米、全世界へとその名を轟かせていたレブロンを使って。
Dream Crazyというテーマを伝えるこのわずか2分の動画は下手な自己啓発本を読むより私達にやる気を与えてくれる。
